アウトライン
はじめに
前立腺がんは、2000年くらいから急激に増えてきていますが、1997年までの5年生存率のデータを見ると、前立腺がんは早期であれば亡くなることがないことが分かります。前立腺から進展したものでも生存率は非常に良く、遠隔転移したものを見ても、他のがんと比べると生存率が高いことが分かります。
集学的治療と
手術、放射線療法、ホルモン療法、抗がん化学療法など、それぞれ技術や精度の向上によって治療効果は上がっています。初期のがんであれば、単独の治療法だけでも良いのですが、進行してくるとそれでは不十分なので考えられているのが集学的治療です。それぞれの治療法を上手く組み合わせることによって治療効果を上げる、あるいは治療後の生活の質(QOL)を改善させることが出来ます。
おわりに
それぞれの治療法には、利点と欠点があります。治療効果とQOLを秤にかけて、自分に適した治療法を選択していくべきだろうと思います。
今回の講師について
金沢大学附属病院 泌尿器科
溝上 敦 先生
専門分野・キーワード
- 前立腺癌
- アンドロゲン受容体
所属学協会
- 日本泌尿器科学会
- 日本癌学会
- 日本内分泌学会
- American Association For Cancer Research
- 日本癌治療学会
