薬物療法に理解 富大で公開講座 教育システムも紹介 北陸がんプロフェッショナル養成プログラム
富山新聞 2008/02/18付記事
「北陸がんプロフェッショナル養成プログラム」の第一回公開講座は十七日、富大五福キャンパスの黒田講堂で開かれ、県内の医療関係者や医学生、市民ら約二百人が同プログラムや薬物療法に理解を深めた。
宮脇利男富大医学部長が開会のあいさつを行い、同プログラムの統括コーディネーターである並木幹夫金大大学院教授と、コメディカル養成講座責任者の天野良平同大学院保健学科長がプログラムの概要を説明した。
同プログラムでは富大、金大、金沢医科大、石川県立看護大、福井大と北陸三県のがん診療拠点病院がテレビ会議などを通じて連携する。e―ラーンニングを活用し、医師と、専門知識を生かして医師、患者間の相互理解を支援するコ・メディカルの総合型教育、情報交換・発信、臨床共同研究などを実施する。
同プログラムの編成を担当する富大附属病院がん治療部長の菓子井達彦准教授は「がん薬物療法の基礎と臨床」と題して講演した。最新治療を熟知し、標準治療ができない患者に対し、抗がん剤の量を減らしたり副作用の予防策を取ることが専門医の役割であると強調し、「一緒に戦ってくれる人材を必要としている」と同プログラムへの参加を呼び掛けた。
岐阜大医学部の竹内登美子教授が「患者体験に学ぶがん患者の看護」と題して講演、小林正富大附属病院長が閉会のあいさつを述べた。